木賊 トクサ 砥草/Equisetum hyemale

漆の作業は1に研磨、2に研磨、3も4も5も研磨。
とにかくず~っと磨き通す。
金や銀を蒔くクライマックスの作業の後も、もちろん研磨作業が待っています。
この研磨作業=「研ぎ出し」と言われるのですが、
注意しなければならないことは ”器に傷をつけないこと” 。
当然といえば当然のことなのですが、力加減や使用する研磨道具によっては
釉薬は傷付き、金彩は剥げ、可哀想な状態になってしまいます。
私は師匠の教えで「トクサ」を使用していますが、
作業を始めた当初は、なぜ草なのだ??と思っていたものでした。

Urushi lacquer work is polishing work.
It also makes the polishing work after work to wear gold and silver.
Be careful that the must is “Do not scratch the vessel”.
It scratches by polishing tool.
I am using the “Equisetum hyemale” in the teachings of the teacher.

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Equisetum hyemale
トクサ

トクサは作業の最初の場面で大変お世話になります。
茎の表面にケイ酸が蓄積して硬化している植物なので、錆漆などの研ぎに使います。
粗削り用といったところでしょうか。

Equisetum hyemale is used in the first step.
Using what was dry.

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Dried to use
乾燥させて使う

我が家の庭の一角に、にこっそりと一束植えたのが昨年の秋口。
そのまま放置しても強く元気に育っているようで、
研磨用のトクサには困らないと思います。
皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

Kintsukuroi(kintsugi) is “KAKKOII ” !!
金繕い(金継ぎ)はカッコイイ!!
By Tsukuroibito 繕イビト

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