金継ぎを生業としてから、震災で破損してしまった器の修理をする機会を多く頂きます。
主宰する金継ぎ講座では、震災で破損した器をご本人やお嬢様が直す姿もあります。
大切なものの価値を測る手段はモノの価格だけではなく、それに対する想いがあります。…
それを日本の伝統技術によって修繕する金継ぎが、被災された方々の痛みを癒すことに繋がるのならば…。
震災によって器を直すボランティア”繕イ隊”が夏に結成されました。
そして今回、繕イ隊スタッフの熊本出身の陶芸家さんのところへ、熊本の震災で破損したカップの修繕依頼が届きました。
まだ始まったばかり。
想いが届くことを願うばかりです。
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