「 焼き継ぎぃ~、焼き継ぎぃ~ 」 /yakitsugi-shi

There was a craftsman called [yakitsugi-shi] in Meiji Period from the Edo Period.
Payment for a Imari ware was expensive valuables for common people in the Edo Period.
The craftsman who broken Imari ware repairing was [yakitsugi – shi].

焼き継ぎとは、割れたお茶碗などの陶磁器を、
白玉(しらたま)と呼ばれる鉛ガラスの粉末とフを水で溶き混ぜ合わせた釉薬で接着してから、
火鉢や七輪で焼きなおして元通りに使えるように修理する優れ技。

江戸時代から明治時代にかけて、江戸や京都などで割れた主に伊万里の染付の磁器の修理を専門に行う[焼継師(やきつぎし)]、[焼継屋]という職人がいました。

江戸時代の庶民にとって伊万里の染付の磁器は高価な貴重品であり、簡単に捨てることなどしなかったようで、約200年前の[焼き継ぎ]された伊万里の染付の磁器が各地の遺跡から数多く発掘されています。

焼き継ぎは、店を開いてそこで作業をするという形態は少なく、
天秤棒の片方には火を熾した火鉢、もう片方には石灰などの材料を入れそれを担ぎ、
「 焼き継ぎぃ~、焼き継ぎぃ~ 」
と言いながら町内を歩き、声がかかるとその店先を借りて作業を始めたようです。

さて、こちらの蕎麦猪口が焼き継ぎされたもの。
接着された部分には透明なノリ状のものが見えます。
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江戸時代の庶民の生きる知恵をもったいない精神を見たように思いますね。


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